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芳示エンド。

初々しい二人。

・砂糖10杯分の勇気
※瀬戸氷河
廊下を歩いていると、不意に芳示に呼ばれた。
「今、暇か?」
「暇、だけど」
「なら、部屋来い」
芳示が強引に俺の手を引いて、歩く。
引っ張られる腕が少し痛い。
「お、おい、芳示?」
いくら呼び掛けても芳示は答えることはなく、部屋にはいる。
部屋に入って落ち着いたかと思うと、芳示は未だにその手を離さない。
「お前、意外と温かいのな」
「な、なにが……?」
芳示がパッと手を離したかと思うと、すぐにキスをされた。
俺が動揺してる隙を狙った甘いキス。
長い間芳示に舌で遊ばれ、解放される。
声だって漏れていたことだろう。恥ずかしい。
芳示は、キスを終えるとすぐに俺に背を向ける。
「こんなの、どうにかなっちまうだろ……」
そう呟き顔を真っ赤に染める芳示。
それを見ているだけで、俺も恥ずかしくなる。
「ほ、芳示……?」
「うるせぇな!キス、してみたかった、んだよ……悪いかよ……」
芳示が、振り向いて指を指す。
「お前は、俺のもの、なんだからな」
そう、芳示に告白されて俺はそれを承諾した。
いわゆる恋人同士。
ゆるやかに壁に追い詰められる。
そして、逃げられぬようにか壁に手をつく芳示。
「もっと、いろんな声を聞かせろ。さっきみたい甘い声も、とろけたような声も。そんで俺の名前だけ呼び続けろ」
「ほう、じ……?」
たまらなくなったのか、またキスをされた。
「ははっ、ほんとに頭がおかしくなっちまうよ……。氷河のいろんなものが見てみたくなっちまう。笑った顔も泣き顔も求めるような表情も……なにもかも。」
「……言われなくても、芳示に、全部見せてやるよ」
「当たり前だろ。全部。そう、お前の全部は俺のものだ。お前を救うのも俺だし、お前を癒すのも俺だし、お前を落とすのも……俺だ。」
「なら、俺をどうにかしてみろよ?」
「……はん、言われなくても」

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氷河が思った以上にエロかったので欲情する芳示。
調子にのってかされたいのか誘う氷河。
声を押さえない氷河ってすっげぇエロいと思うんだ。

深夜ひゃっはい。


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