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路地裏組と氷河。
・ペアルック・クロス
※瀬戸氷河
私服に着替えて街に出る。
街では一部に名が知れてるので、普段は帽子を被っていくが、今日は被らない。
明るい街を通り抜けて、路地裏に向かう。
路地裏には、落ちぶれた不良集団がいるが、そのなかでも話の分かるやつがいるからだ。
路地裏の最奥まで行くと、積まれた荷物の上に座る男が声をかける。
「ん?氷河さん、だよね?」
「日生、久し振りだな」
路地裏の不良集団のリーダーである日生。
貴族から落ちた俺にとっては、話しやすい相手だ。
「そっか、久しぶりになるのか。」
「ああ、ずっと忙しかったからな。」
日生が降りて、こちらに歩み寄る。
そして首にかけていた十字架のネックレスを手に取り、まじまじとみつめる。
「こんな胸元あけて十字架かけちゃって。誘ってる?」
「人の服の趣味にとやかく言うんじゃねぇよ」
「こういうのが好みなの?貴族様だと思ってたけど洒落てんだね」
手からネックレスを放し、日生がくすりと笑う。
「なんか、いじめたくなっちゃうなぁ」
「何度も俺を蹴り飛ばした癖に」
本部と路地裏が揉めていたときに、何度か日生と戦ったが、全て惨敗した。
格闘技の天才ってのは、強い。
「そういうのは覚えてんの?勘弁してよ」
「痛かったんだから当然だろ」
日生がごめんねーと軽いトーンで謝る。
すぐに話を反らすように質問をする。
「……これ、教会のだよね」
「ああ、茅野にもらったんだよ」
日生が驚く。
「女の子からのプレゼント!?」
「そうともいうな」
「へぇー、茅野ちゃん、氷河が好きなんだねぇ。」
「……」
「茅野ちゃんは氷河に恋してるよ。見てて分かる。」
「それはわかってる」
俺だって、茅野が好きだ。
恭二には勝てねぇけど。
「でも、俺は恭二を選ぶから。」
「……かわいそうに、ね。」
-------------------
短めです。
疲れてるけど、エロは欲しい!
※瀬戸氷河
私服に着替えて街に出る。
街では一部に名が知れてるので、普段は帽子を被っていくが、今日は被らない。
明るい街を通り抜けて、路地裏に向かう。
路地裏には、落ちぶれた不良集団がいるが、そのなかでも話の分かるやつがいるからだ。
路地裏の最奥まで行くと、積まれた荷物の上に座る男が声をかける。
「ん?氷河さん、だよね?」
「日生、久し振りだな」
路地裏の不良集団のリーダーである日生。
貴族から落ちた俺にとっては、話しやすい相手だ。
「そっか、久しぶりになるのか。」
「ああ、ずっと忙しかったからな。」
日生が降りて、こちらに歩み寄る。
そして首にかけていた十字架のネックレスを手に取り、まじまじとみつめる。
「こんな胸元あけて十字架かけちゃって。誘ってる?」
「人の服の趣味にとやかく言うんじゃねぇよ」
「こういうのが好みなの?貴族様だと思ってたけど洒落てんだね」
手からネックレスを放し、日生がくすりと笑う。
「なんか、いじめたくなっちゃうなぁ」
「何度も俺を蹴り飛ばした癖に」
本部と路地裏が揉めていたときに、何度か日生と戦ったが、全て惨敗した。
格闘技の天才ってのは、強い。
「そういうのは覚えてんの?勘弁してよ」
「痛かったんだから当然だろ」
日生がごめんねーと軽いトーンで謝る。
すぐに話を反らすように質問をする。
「……これ、教会のだよね」
「ああ、茅野にもらったんだよ」
日生が驚く。
「女の子からのプレゼント!?」
「そうともいうな」
「へぇー、茅野ちゃん、氷河が好きなんだねぇ。」
「……」
「茅野ちゃんは氷河に恋してるよ。見てて分かる。」
「それはわかってる」
俺だって、茅野が好きだ。
恭二には勝てねぇけど。
「でも、俺は恭二を選ぶから。」
「……かわいそうに、ね。」
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短めです。
疲れてるけど、エロは欲しい!
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