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魔物と氷河とアクションスター。
・ハウンドドッグ
※瀬戸氷河
今日は、久しぶりに魔物退治を請け負った。
俺はいつの間にか魔術師特化の人間殺しとか言われてて、魔物討伐本部だってのに、魔術師討伐を押し付けられていたのだ。
魔術師も数が減ってきたのかようやく俺も魔物討伐に回れる。
お気に入りの装飾銃をくるりとまわし、魔弾の装填を確認する。
やつらの弱点は魔術だ。
だったら俺もそれに合わせて戦えばいい。
暗い洞窟に入り、狼のような魔物が飛びかかってくる。
それにあわせ、魔術弾を打ち込む。
魔物はすぐに凍りつき、動かなくなる。
「さて、猟犬の主はもうすぐかな」
奥に進むにつれて、襲いかかる魔物の量は増える。
時に油断して腕を引き裂かれることもあったが、たいした傷じゃない。
すぐに治癒できるし。
治癒を終えた立ち上がった時に、地面が揺れた。
「うわっ!?」
ふらついてまた膝をついてしまった。
その後、大きい鳴き声がした。
どう聞いても犬の声ではなく、もっとでかい魔物の声だ。
「まさか、猟犬の主は最強の魔物だったってことか?」
楽しくなってきたじゃねぇか。
ただの雑魚狩りだと思ってたけど、思わぬ敵の乱入にうずうずしてきた。
装飾銃を抜き、走り出す。
走ってるうちに向こうから犬の集団が逃げ出すのが見えた。
どうやらあれは猟犬の主ではないようだ。
広間にいる最強の魔物。
「ははは……初めてみたぜ、ドラゴン」
竜、ドラゴン。
おとぎ話によくある竜だ。
こんなの滅多に生息してるわけがなく、見たのは初めてだ。
逃げ出したくなるほどの重圧だ。
よくみりゃ、天井に穴が開いてる。
落ちてきたんだろうか、このドラゴン。
銃を構え、にやりと笑う。
青い鱗のドラゴンがこちらを見た。
「そりゃ、遊んでくれるってことか!?」
敵意を感じたのか、ドラゴンが吠えた。
あまりのうるささに耳を塞いでしまうほど。
「く……ッ!」
次にドラゴンは高く飛んだ。
巨大な翼からの風圧で動けない。
ちょっとのことだけでも無茶苦茶だな、こいつ。
飛んだドラゴンはすぐにこちら目掛けて火を吐いた。
「やっべぇ!」
俺も後ろに跳んでかわすが、ドラゴンの猛攻のが早い。
ドラゴンに突進され、爪で引き裂こうとしてきた。
咄嗟にガードしたが、力に耐えられず吹き飛ばされてしまった。
「……っ、てぇ……さすが、ドラゴン……。」
吹き飛ばされ、倒れた衝撃で握っていた銃を飛ばしてしまった。
ドラゴンが俺のもとに降りてくる。
下からみると鋭いキバや爪がはっきり見えて、正直怖い。
「くそ、このまま食われてたまるか……」
起き上がろうとすると、その前に尻尾で凪ぎ払われた。
「ぐッ!?」
不意の一撃だった為、ガード出来ず壁際まで飛ばされてしまった。
俺に構わず吠えるドラゴン。
「向こうに、なんか、いるのか……?」
きしむ骨を堪えて立ち上がると、見覚えのある人がそこにいた。
「……っ、島原、さん?」
「氷河!?なんでここにいやがんだ!」
-------------------
ドラゴンってかっこいいよねー。
私、FF7のドラゴン超好き。
※瀬戸氷河
今日は、久しぶりに魔物退治を請け負った。
俺はいつの間にか魔術師特化の人間殺しとか言われてて、魔物討伐本部だってのに、魔術師討伐を押し付けられていたのだ。
魔術師も数が減ってきたのかようやく俺も魔物討伐に回れる。
お気に入りの装飾銃をくるりとまわし、魔弾の装填を確認する。
やつらの弱点は魔術だ。
だったら俺もそれに合わせて戦えばいい。
暗い洞窟に入り、狼のような魔物が飛びかかってくる。
それにあわせ、魔術弾を打ち込む。
魔物はすぐに凍りつき、動かなくなる。
「さて、猟犬の主はもうすぐかな」
奥に進むにつれて、襲いかかる魔物の量は増える。
時に油断して腕を引き裂かれることもあったが、たいした傷じゃない。
すぐに治癒できるし。
治癒を終えた立ち上がった時に、地面が揺れた。
「うわっ!?」
ふらついてまた膝をついてしまった。
その後、大きい鳴き声がした。
どう聞いても犬の声ではなく、もっとでかい魔物の声だ。
「まさか、猟犬の主は最強の魔物だったってことか?」
楽しくなってきたじゃねぇか。
ただの雑魚狩りだと思ってたけど、思わぬ敵の乱入にうずうずしてきた。
装飾銃を抜き、走り出す。
走ってるうちに向こうから犬の集団が逃げ出すのが見えた。
どうやらあれは猟犬の主ではないようだ。
広間にいる最強の魔物。
「ははは……初めてみたぜ、ドラゴン」
竜、ドラゴン。
おとぎ話によくある竜だ。
こんなの滅多に生息してるわけがなく、見たのは初めてだ。
逃げ出したくなるほどの重圧だ。
よくみりゃ、天井に穴が開いてる。
落ちてきたんだろうか、このドラゴン。
銃を構え、にやりと笑う。
青い鱗のドラゴンがこちらを見た。
「そりゃ、遊んでくれるってことか!?」
敵意を感じたのか、ドラゴンが吠えた。
あまりのうるささに耳を塞いでしまうほど。
「く……ッ!」
次にドラゴンは高く飛んだ。
巨大な翼からの風圧で動けない。
ちょっとのことだけでも無茶苦茶だな、こいつ。
飛んだドラゴンはすぐにこちら目掛けて火を吐いた。
「やっべぇ!」
俺も後ろに跳んでかわすが、ドラゴンの猛攻のが早い。
ドラゴンに突進され、爪で引き裂こうとしてきた。
咄嗟にガードしたが、力に耐えられず吹き飛ばされてしまった。
「……っ、てぇ……さすが、ドラゴン……。」
吹き飛ばされ、倒れた衝撃で握っていた銃を飛ばしてしまった。
ドラゴンが俺のもとに降りてくる。
下からみると鋭いキバや爪がはっきり見えて、正直怖い。
「くそ、このまま食われてたまるか……」
起き上がろうとすると、その前に尻尾で凪ぎ払われた。
「ぐッ!?」
不意の一撃だった為、ガード出来ず壁際まで飛ばされてしまった。
俺に構わず吠えるドラゴン。
「向こうに、なんか、いるのか……?」
きしむ骨を堪えて立ち上がると、見覚えのある人がそこにいた。
「……っ、島原、さん?」
「氷河!?なんでここにいやがんだ!」
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ドラゴンってかっこいいよねー。
私、FF7のドラゴン超好き。
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